血糖値スパイクと脂質異常症には密接なつながりがあります
高血糖状態が続くと以下の反応が起こります
☆過剰なインスリン分泌と中性脂肪の蓄積の関係
食後に血糖値が急上昇すると、血糖値を下げようとして膵臓からインスリンが大量に分泌されます。
これを高インスリン血症といいます。
インスリンには、余分な糖を脂肪細胞に中性脂肪として蓄える働きがあるため、過剰な分泌は肥満や中性脂肪の増加を促進してしまいます。
☆HDL(善玉)コレステロールの減少
高血糖状態が続くと、HDLコレステロール(善玉コレステロール)の値が減少し始めます。
☆LDL(悪玉)コレステロールの変質
高血糖状態は、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)をより悪質な「超悪玉コレステロール(小型高密度LDL)」に変化させてしまう可 能性があり、これが動脈硬化の大きな原因となります。
☆血管への影響
血糖値スパイクによって血管の内壁が繰り返し傷つけられるようになってしまいます。この繰り返しで増加した中性脂肪や変質したLDLコレステロールが血管壁に入り込むことで、動脈硬化が急速に進行します
血糖値と脂質の相互関係
☆脂質が血糖値に影響
脂質の多い食事は、糖の吸収を緩やかにする効果もありますが、脂質に偏った食事は長時間血糖値が高い状態を招き、HbA1cの上昇につながる可能性もあります。
☆相互関係の悪循環
肥満(特に内臓脂肪の蓄積)は、インスリンの効きを悪くする物質を分泌させ、インスリン抵抗性を高めます。これにより血糖値スパイクが起こりやすくなり、さらに脂質異常症を悪化させるという悪循環が生じてしまいます。
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